勉強でもスポーツでもまずは基本となるカタを身につける事。
それはつまり基礎を身に付けるという事。
どんな分野でも基礎無くして成功は有り得ない。
何故かスポーツの世界では一位を目指すことが称賛されるのに、勉強だと非難や嫉妬の対象になる。
これはテレビドラマや漫画、アニメ等による刷り込みのせい。
勉強が出来なくても性格が良かったりスポーツが出来るキャラクターが主人公になって活躍する方が、ストーリーとして面白いし、世間(おそらくは勉強嫌いな人の方が多い)の称賛を集められるから。
ただし、勉強ができる事はスポーツや音楽が得意な事と同じく立派な個性。
堂々と勉強で一番を目指せばいい。
よくナンバーワンにならなくてもいい、元々皆がオンリーワンだといって競争を否定する論調がある。
ただ、それでは成長が生まれない。
特にスポーツや勉強といった勝敗や結果が分かりやすい分野においては、皆がナンバーワンを目指して努力するからこそ、切磋琢磨する中で互いに成長し合う事が出来る。
やるからにはナンバーワンを目指そう。
東大に合格したいなら、東大に合格した後の事を具体的にイメージする事。
これはどんな分野にも適用出来る。
自分が望む事を考え、実現に必要な準備をしつつ、願望が達成された具体的なイメージが出来る様にしておこう。
努力するモチベーションに繋がるし、限りなく願望実現の可能性が高まる。
常に行動する目的を意識する。
勉強でもスポーツでも仕事でも、常に自分が「なぜ今これをやっているのか」を意識して取り組むこと。
行動そのものは「目的」なのではなく、あくまで「手段」である事を忘れてはいけない。
勉強のテストやスポーツの試合等、挑戦の前には自分に自信を持たせる事が大切で、大胆でいなければならない。
対して、挑戦の後にはその結果に対して謙虚になり反省し、次の自分の成長につなげる事が大切。
最後に自分を信じられる人が勝つ!
そして、自分を信じる事が出来るようになる為には、普段から自分が納得出来る位に努力をする事。
東大には「進学振り分け制度」といって1~2年生は、入学時の学部に関わらず皆が幅広い教養を身につけ、3年生以降に専門を決める(進む学部を決める)という独特の制度がある。
文系学部から理系学部へ、あるいはその逆の進路選択も可能。
要は高校生の時に進路や専門で学びたい事が決まっていなくても、東大に入れば2年間、自分の専門を見つける猶予が与えられるという事。
ただし、どんな分野にも進ませてくれるという事は、どんな分野においても対応出来る基礎学力が必須。
東大の入試ではそこを求められる。
勉強でもスポーツでも対人関係でも基礎が大切。
皆が軽視しがちな当たり前の事を、当たり前に継続し続けることが大きな成功につながる。
千里の道も一歩から。
まずは簡単そうで難しい「当たり前の事を当たり前に」の精神で物事に取り組もう。
いい脳とはバランスのとれた脳の事。
勉強は勿論、日常生活における様々な出来事に直面しても、柔軟に、適切に対応出来るという事。
その為には幼い頃から勉強でもスポーツでも芸術でも、色々な物事に興味を持って取り組む事が大切。
それは大人になってからでも遅くない。日常生活では常に知的好奇心を持っておこう。